公益社団法人 日本技術士会北海道本部

社会活動委員会リージョナルステート研究委員会
◆◇平成28年度総会及び第1回研修会のお知らせ◆◇
「CPD対象」
 
 社会活動委員会リージョナルステート研究委員会では、下記の日程にて平成28年度総会及び第1回研修会を開催致します。
 以下に、ご案内させて頂きますので、皆様、奮ってお申込み下さい。

名  称 リージョナルステート研究委員会 平成28年度総会及び第1回研修会「CPD対象」
日  時 平成28年年5月20日(金)18:00〜20:00
場  所 札幌エルプラザ 2階 環境研修室2(札幌市北区北8条西3丁目)

平成28年度総会(18:00〜18:30) (進行:武智 弘明(建設・上下水道))
  開会の辞(リージョナルステート研究委員会 代表:滝澤 嘉史(総監・建設))
  平成27年度活動報告、平成28年度活動計画
  水素・循環技術システム研究分科会 (幹事:岩本 達也(総監・衛生工学))
  地域主権分科会  (幹事:未定)
  閉会の辞(リージョナルステート研究委員会 副代表:中田 光治 (総監・建設・上下水道・農業他))

第1回研修会(18:30〜20:00)
  演  題 「北海道の木材利用と地域振興」
  講  師 北海道大学名誉教授 平井 卓郎 氏

CPD行事 CPD行事参加票を発行します。
会  費 日本技術会会員:500円/人、 北海道本部会友・非会員:1,000円/人
意見交換会 20:15〜22:15
会 場
会 費
山わさび
3,500円/人
申込み期日 平成28年5月13日(金)
申込み先 下記の申込み内容をご記入の上、メールにて下記までお申し込み下さい。
リージョナルステート研究委員会幹事:椎谷 悟(

申込み内容  ※会員区分、参加区分につきましては、該当しないものを消してお申込み下さい。
  氏  名
  所  属
  役  職
  連 絡 先 : (TEL:                   、E-mail:                  )
  会員区分 : 会員、会友、非会員
  参加区分 : 総会及び研修会のみへ参加、総会及び研修会と意見交換会の両方へ参加

概要・主旨
  平成11年8月より活動をスタートしました当研究委員会も本年で17年目となります。

この間に多数の分科会が誕生してきました。
テーマ完了による解散や研究会として独立を繰り返して、現在では@水素・循環技術システム研究分科会と A地域主権分科会の2分科会で活動しております。
◎両分科会では「自然エネルギー※の有効活用」を共通の研究対象とし、
○水素・循環技術システム研究分科会では「北海道に資源循環型の社会システムの構築することを前提に、
 それに不可欠な畜エネ媒体としての水素の可能性について」、
○地域主権分科会では「自然エネルギを地域資源と位置づけて、地域づくり、人づくり、仕事づくりが
 三位一体となった地域社会の形成、地域振興について」の検討を行っております。
前段の総会では、こうした我々の活動について報告・論議します。

※自然エネルギー:リージョナルステート研究委員会では、太陽光、風力、水力の再生可能エネルギーに加えて、
 食物残渣、廃棄物、雪氷も検討の対象としているので、これらを包括して「自然エネルギー」と称しています。

後半は研修会を開催します。

皆さんは、住宅の建替え等で使用を終えた廃材を焼却処分する際にもCO2が大気中に放出されますが、ご存じと思います。
では、森林の中で枯死した樹木や、放置された間伐材が自然に分解してゆく過程でCO2を排出することを認識していましたでしょうか?
これらCO2は、両方とも樹木が育成してゆく過程で取り入れたものですが、自然分解されても、焼却処分されても、木1トン当たりから大気中に放出されるCO2の量は変わらないのです。

積雪寒冷地の北海道では冬期の暖房が必要不可欠で大量のCO2を排出しています。
廃棄されていた木材を効率よく熱利用できれば、資源として有効活用できます。
さらには、石油燃料の消費を抑制できるので、環境とお財布にやさしいのです。
同時に、木材の利活用を通じて、地域産業の創出や発展が十分に期待できますので、これは真剣に考えなくてはならないところです。

今回は、木材利用を取り巻く現状等について、平井卓郎北海道大学名誉教授をお招きし、「北海道の木材利用と地域振興」と題してご講演頂きます。

なお、総会及び研修会後は恒例の意見交換会を予定しております。
会場地下に別会場をセッティングしており、階段で行けますので大変便利です。
意見交換会では、既に委員会活動をされている方には、各分科会メンバーと情報交換する良い機会となるかと存じます。
また、今回が新規参加の方にとっても我々の活動について知る良い機会となります。
さらに、北海道の木材利用について熱冷めやなぬうちに平井先生と情報交換ができる、またとない機会と考えております。
皆様!奮ってのご参加お願い致します。