本文へスキップ

自然エネルギーを蓄える。 水素・循環システム研究分科会

水素・循環システム研究分科会は、技術士のメンバーを中心に活動してます。
一般の方の参加も大歓迎です。

組織・役員

役職 名前 技術部門
座長 滝澤嘉史 総合技術監理部門 建設部門
幹事長 岩本達也 総合技術監理部門 衛生工学部門
幹事 椎谷悟 機械部門

水素・循環システム研究分科会について

 我々は、建設部門、衛生工学部門、機械部門、環境部門、森林部門、電気電子部門に属する技術士です。メンバーは40名が登録しており、月1回の定例会と毎年恒例の施設見学会を行っております。
 太陽の光や風等を利用する自然エネルギーは、気象の変動によって発電効率が変動します。太陽光発電では太陽がないと発電しないためその効率は20%以下とされています。日が差している昼間に大量に発電しても貯めておくことが出来なければ、電気を大量に消費する夜間に使用することが出来ません。風が吹くと発電する風力発電も同じです。
 自然エネルギーを条件の良い時に畜めて、使いたいときに使えるようにして、さらに既存インフラが利用できれば、自然エネルギー活用の裾野が広がると考えています。
 太陽、風力、地熱、バイオ、雪等の自然エネルギー複合一体型に利用して、蓄電媒体として電気自動車を活用し、省エネ前提の無駄のないエネルギー収支をコンピュータで制御するスマートシティやスマートグリットがあります。
 わたしたちの生活の蓄電媒体として、水素を効率的に活用できればと考えておりますが、輸送の安全性やコスト等を調べなくてはなりません。
 定例会では、資源循環型社会の実現へ向けて、水素の持つ可能性を模索しようと考えております。一方、施設見学会では、水素関連施設を見学させて頂こうと計画しているところです。百聞は一見にしかずです。
 水素の持つ可能性について、中立・公正な立場から模索しております。
                               (平成27年7月7日著)