公益社団法人 日本技術士会北海道本部

第21回北東3地域本部技術士交流研修会

■テーマ:「変わりゆく地球環境と技術士の取り組み」
 1988年、人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的に「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が設立されてから30年が経過しようとしています。これまで5次にわたる評価報告書が公開され、最新の第5次評価報告書では、近年観測された極端な気象現象の変化を世界規模で評価した一例として、21世紀初頭(2016〜2035年)には多くの陸域において、大雨の頻度や強度、さらに降水量自体が増加する可能性が高いと予測されています。また、近年の人為起源の温室効果ガスの排出量は史上最高とされ、その多くはエネルギー起源であり非化石エネルギーの導入促進が行なわれています。
 その一方で、気候変動の影響により北極海における海氷面積が減少し、北極海経由で欧州とアジアを結ぶ新たな国際流通の航路が供用される可能性が高まり、北陸〜東北〜北海道を拠点とする物流ネットワークの形成が期待されています。
 今回は、持続可能な社会を目指し、変わりゆく地球環境に適応して、我々技術士が取り組んでいること・取り組むべきこと、について考えてみたいと思います。

■日時:平成30年10月10日(水)
・研修会 14:00〜17:30(基調講演1編,研修発表5編を予定)
・交流会 17:45〜19:20

■場所:ホテル札幌ガーデンパレス 2階
(札幌市中央区北1条西6丁目 Tel 011-261-5311)

※申し込み等については後日改めてご案内いたします。